About べっどるーむ。

べっどるーむ。は、我妻ひかりの作品とその背景にある思考を記録する個人レーベルです。

我妻ひかりが、社会と関わる中で、感じたこと・考えたことを、漫画と文章表現を使って記録しています。

テーマ/関心

身体感覚 / 言語感覚 / 記憶 / / ジェンダー / アイデンティティ / トラウマ / ケア / 「女の子」文化研究。

べっどるーむ。設立の経緯と活動理念

私が「べっどるーむ。」を作ったのは、必要に駆られてでした。

「自由に好きなことしたい」と、サイトのaboutに書いていますが、=「好き勝手したい」とは、ちょっと違います。

自分の表現を守りながら活動できる場所が、既存のプラットフォームになかったので、「じゃあ、とりあえずは落とし所が見つかるまで自分で作ってみるか。」という気持ちでした。

・自分の作品と創作の主権を自分に取り戻すこと。

・作品をできるだけ正しい文脈で届けること。

・所属する場所がなくて迷子の、自分の心を守ること。

そういう目的で、自分のサイトを作り、自分の作品について語り、自分で編集して本を作ることにしました。

商業誌への反発・反抗と思う人もいるかもしれないけど、全ては、静かに落ち着いて作品に集中できる環境を作るためです。

いちから全部やるのは大変だけど、自分の心と生活と作品を守るために必要なら、なんでもやりたいと思っています。

私は、ただのおたくの漫画小僧でした。

そこから「自分も描いてみたい」で始まった人間なので、今こうやって自分のレーベルを作ったり、文章を書いたり、そういうことまでするようになるなんて思っていませんでした。

ジェンダーやメディア倫理について考えるようになったのも、活動を続ける中で、

・「女性」作家という枠で見られること。

・女性キャラクターや性表現に対する考え方への違和感。

・依存や心に傷を負った人について、「ネタ」的な消費の視点で語られること。

そういうことに苦しさを感じるようになったからです。

私は、活動家や思想を語る人間になりたいわけではありません。

だけど、作品を読んでもらうためのヒントになるなら、そういうことを語る必要があると思っています。

べっどるーむ。では、これから

「我妻ひかりが、社会と関わる中で、感じたこと・考えたこと」を、漫画と文章表現を使って

・ジェンダーやアイデンティティ

・依存やトラウマ、ケアの視点

で、記録していく本を作ります。

・個人的な経験を「物語」「エッセイ」として残すことで、普遍的なものとして、同じような苦しみを抱えている人や、その苦しみを理解したい人に伝えるため。

・思考と表現の変遷をアーカイブ化することで、作品の文脈を理解してもらうため。

そういう目的で、レーベルを運営しています。

季刊誌『ねごと。』は、その思考と表現の現在地を観測できる場所として創刊しました。

今後の積み重ねの中で、どのように成長・変遷していくかは自分でも未知ですが、継続することに意味があると思っているので、できる限り長く続けたいと思っています。

べっどるーむ。が、誰かの「帰る場所」になれることを願っています。

我妻ひかり AZUMA Hikari

2026/05/29

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